
ハーブを知るために
語源はラテン語で「草」を意味する「HERBA」に由来しています。
植物の歴史は人とともにあります。
地球の上に生物が住むようになって5億年といわれていますが、その生物全体の生活を支えていたのは植物だったそうです。
植物は「フィトケミカルズ」をはじめ、多様な物質をつくり太陽の熱や地球環境の変化、外敵から身を守ってきました。
植物が自らを守るための防御機能としてつくられたアルカロイド、フラボノイド、タンニン、ポリフェノール、カロテノイドなどと呼ばれる成分や土からの栄養素はビタミンやミネラルとなって動物や人間に受け継がれます。
こうして植物と動物は何億年もの間、この地球の上で共存してきたのです。
薬用として使われたのは、10000年~5000年前のインドでアーユルベーダでハーブが使用されています。また中国では漢方に使用しています。エジプトやヨーロッパ、オーストラリアのアボリジニなどは、それぞれ独自にハーブを利用してきました。
ハーブはヨーロッパでの薬用の薬草やスパイス等として有用な植物のこを指し、野菜や穀物、また観賞用の植物は除外されるのが普通で、香りや辛味、苦味などの風味を楽しむために少量用いられるものをハーブということが一般的です。
しかし、草花ではないローズマリーやローリエ等もハーブとして位置づけれています。また
ローズヒップのように、植物全体としては通常ハーブには含まれないが、その実や花弁等の有用部分のみを指してハーブと呼ぶようなものもあります。さらに、一般的な植物名とは別に、ハーブとして利用する時に使用される固有の名前を持つもあります。
これらのことから、ハーブを定義するのは非常に難しいと思います。
ここでは、古代から人びとが薬や料理、香料、染料、祭事などに利用し、生活のさまざま場面で使ってきた効用のある草、花、実、木などすべてをハーブとして認識したいと思います。
現在、米国などでは、現代医学のマイナス面が強く認識され、代替医療への関心が日増しに高まっています。
抗生物質や化学物質あるいは外科的な治療だけでは、病気や症状がうまく治らなかったり副作用のほうが大きかったりすることがあるからです。
ビタミンなどの栄養療法とハーブのサプリメントを活用することにより、既存の治療法の効果を格段に高めたり副作用を減らせる例もでています。
また免疫力を高めるなど病気にかかりにくい身体をつくる傾向が高まっています。
これほどに有効で有用なハーブですが、使う上で知っていなければならないことがあります。
それは、ハーブには毒性のあるもの、また毒性に変化することもあるということです。
植物には薬としての成分と同時に、有毒な成分をも含んでいるものも多くあります。あるいは単独では有用でも組み合わせにより飲用、塗布すると有害なものに変化することもあります。
特に、薬を飲んでいる人や、子供、妊娠中、持病のある人は劇薬になるものもあるので、使用や栽培には十分な注意が必要となります。
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← アイコンはアーユルヴェーダにおけるハーブの薬効源です。
精油として使用されるハーブにはこのアイコンがついています。
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